プロスペクターはウッディの父親!?悪役だけどかわいそう?最後はどうなった?
私は『トイ・ストーリー2』を観るたびに、プロスペクター(スティンキー・ピート)が気になって仕方ありません。
プロスペクターは一見、ちょっと憎たらしい悪役に見えるけれど、「本当にただの悪者なのかな?」って思いませんか?
しかも「ウッディの父親説」は本当なのか?
そこで、今回は「プロスペクターはウッディの父親なのか?」「彼はかわいそうなキャラクターなのか?」「最後はどうなったのか?」を中心に、私の感想や調査を交えてじっくり語ってみようと思います(笑)
どうぞ気軽に読んでいってくださいね♪
プロスペクターはウッディの父親!?
まず結論から言うと、プロスペクターはウッディの父親ではありませんでした。
プロスペクター「さあ!行こう博物館に!」
ウッディ「博物館?」約30年前に横浜の「ブリキのおもちゃ博物館」を訪れた #ジョン・ラセター🎬監督は「まるでおもちゃが生きているみたいに感じて『トイ・ストーリー』の構想が浮かんだ」と語っていたそうです🤗#トイ・ストーリー2 #金曜ロードショー pic.twitter.com/FB3dYiAp2X
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 2, 2024
なぜ、プロスペクターがウッディのお父さん説が出てきたかというと、プロスペクターがウッディを見て「放蕩息子が帰ってきた」というようなセリフを言ったことがきっかけでした。
この言葉を聞いて「父親として呼んだのかな?」と思った方も多いようです。
しかし、このセリフで使われているのは「the prodigal son(放蕩息子)」であって、「my prodigal son(私の息子)」ではありません。
つまり、これは比喩的に「長い間会っていなかった存在が戻ってきた」という意味合いであり、「血のつながった父子関係」を示すものではないと考えられます。
私も最初このセリフにドキッとして、「まさか親子…?」と勘違いしてしまいました。
でも、調べてみて「the」が使われていることに注目したら、これは単なる比喩なんだと納得できました。
プロスペクターがウッディを「息子」と呼ぶのは、あくまで番組上の仲間や年長者としての立ち位置を表現しただけ、という感じがします。
プロスペクターの名前の意味は?
「プロスペクター」とは、金鉱を探し当てる探鉱者という意味を持つ言葉です。
プロスペクターの本名は「スティンキー・ピート」でした!
私はずっとプロスペクターが名前だと思っていたので、びっくりでした~
音楽🎼は、前作に続き、#ランディー・ニューマン♪さん。#ジェシー👧が自分の過去を歌う「#ホエン・シー・ラブド・ミー」は、前作の「君は友だち」に続き、#アカデミー賞歌曲賞🏆にノミネートされました🤩#金ロード#トイ・ストーリー2#ウッディ#バズ#ジェシー#ブルズアイ#唐沢寿明#所ジョージ pic.twitter.com/AKTZupaFt2
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ウッディやジェシー、ブルズアイとともに『ウッディのラウンドアップ』という古き良き時代風のテレビ番組に出演していたキャラクターです。
名前からもわかる通り、プロスペクターのキャラクターイメージは「西部劇の長老」であり、その外見や振る舞いにもどこか威厳と懐かしさを感じさせます。
番組の中で年長者としての役割を担っていたようですね。

プロスペクターは悪役だけどかわいそう?
私はプロスペクターは、「ただ悪いだけのキャラクターではない」と思っています。
むしろ、プロスペクターの行動には共感できる部分もあるんです…
映画では、プロスペクターは長い間未開封のまま店頭に残され、「売れ残り」であったという過去を抱えています。
#トイストーリー2
プロスペクター「ひどいってのは安売りスーパーの棚で他のオモチャが売れてくのを一生寂しく眺めて過ごすことだ!」
よく行く駅前のブックオフとかヨドバシでもずっと売れ残ってる昔のオモチャ何個かあるけど、そのオモチャ達もこんな気持ちなのかな…? pic.twitter.com/44AuB3Ykbw— ゆゆ (@YuYu22470) August 2, 2024
そこから孤独や屈辱感から、「博物館で永遠に保管されたい」「歴史に残る存在になりたい」という強い願望を抱いていることが描かれています。
だからこそ、ウッディたちの脱出を阻止するために冷酷な行動をとるのですが、それは自分がこれまでずっと認められなかった悲しみの裏返しでもあるんですね。
子どもたちと遊んだ経験がないなんて可哀想ですよね…
確かに、親の立場からすると、おもちゃ屋さんでウッディやジェシーの人形を買ったら、プロスペクターまで購入するかと聞かれたら、買わない…
サブキャラのおもちゃって、ちょっと可哀想なポジションですよね。
私には、ポロスペクターの「承認されたい」「忘れられたくない」という切実な思いが、行動の根底にあるように感じられて、単なる悪役として片付けたくない気持ちになります。
なんかごめんね・・・

プロスペクターは最後どうなった?
最終的に、プロスペクターはウッディたちを博物館送りにしようと画策し、空港で激しく対立することになりますが・・・
カメラの光、フラッシュにひるんでバズたちに捕まります。
そして、博物館行きという夢は消え、別の搭乗者である女の子のリュックに押し込まれるという結末。
プロスペクターと落書きしたバービー人形( ^ω^ )
プロスペクター持ってかれる(笑)#トイストーリー2#バービー人形#プロスペクター https://t.co/wL5zfItewd pic.twitter.com/A0pLWpDsqc— ツインテール女王ちあき『音楽メイド女神👧♀️🩷』 (@ck97ekiden24wni) March 14, 2020
私はこの結末、好きなんです(笑)
プロスペクターが切望していた「展示される存在としての価値」は叶いませんでしたが、「普通のおもちゃ」として、初めて子どもと遊ぶことができる!
プロスペクターは不安そうな顔をしていましたが、バービーと一緒に、持ち主の女の子と楽しく遊べていたら嬉しいです(笑)

プロスペクターについてまとめ
今回は、トイストーリー2の悪役として登場するプロスペクターについて紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
ちょっとプロスペクターが可哀想に感じませんでしたか?
酷い?、いいか、酷いってのはこうだ!。 安売りスーパーの棚で、他のオモチャが売れるのを寂しく眺めながら、一生過ごすことだ!。そんな日々もようやく報われる。それをオンボロのカウボーイ人形なんぞに邪魔されてたまるか!!
By プロスペクター
トイストーリー2#ディズニーヴィランズ名言 pic.twitter.com/kldnWkij1R— 彩枷 琴彌🐥⸒⸒ (@treache04941551) August 2, 2024
最後に、プロスペクターについてまとめてみました。
なんと、プロスペクターの本名は、「スティンキー・ピート」
プロスペクターという名前の意味は、金鉱を探し当てる探鉱者という意味でした。
そして、私が調べた限りでは、プロスペクターはウッディの父親ではなく、あくまで番組内で「年長者的存在」でしたね。
理由としては、「the prodigal son」の表現は比喩的で、血縁関係を示すものではないからです。
プロスペクターは売れ残りの過去を持ち、認められたい・価値を認められたいという強い願望を抱えていました。
そして、トイストーリー2の悪役として、ウッディたちがアンディの元へ帰ることを阻止。
ウッディの肩を壊すシーンは、手段を選ばない冷酷さもあり、ザ悪役という印象を受けました。
一方で、プロスペクターの行動の裏には「認められたい」「忘れられたくない」という誰もが持ちうる切実な願いがあり、それがかえって共感を呼びます。
ただの悪役という訳ではなく、少し可哀想な印象も受けました。
しかし、プロスペクターは最後に博物館ではなく、女の子のリュックに入れられ、「普通のおもちゃ」として再出発することになりましたね!
女の子がプロスペクターとたっくさーん遊んでくれたら嬉しいですね♪
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