ラプンツェルのゴーテルが最後に消えたのはなぜ?過去や正体とは?

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こんにちは!

今回は、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』に登場する、人気のヴィラン、マザー・ゴーテルについて深掘りしていきます。

ただの「悪い魔女」というだけでは片付けられないゴーテルの行動や心理。

 

特に、ゴーテルの衝撃的な最期のシーンには、大きな理由が隠されています。

なぜ、ゴーテルが最後に塵となって消えてしまったのか?

ゴーテルの過去には何があったのか?

ラプンツェルのゴーテルの正体について知ると、ラプンツェルの物語が何倍も面白くなりますよ!



ラプンツェルのゴーテルが最後に消えたのはなぜ?

ゴーテルは、ラプンツェルの髪の毛が切られた直後、急速に老化が進み、最後は灰となって消滅するという、非常に衝撃的な最期を迎えますよね。

この消滅には、ゴーテルの行動原理そのものが深く関わっているようです…

① 若さの源を失ったから

ゴーテルの命綱は、ラプンツェルの髪に宿る「魔法の力」でしたよね。

ゴーテルは、ラプンツェルの髪の魔力に頼って「不老不死」の状態を保っていました。

しかし、ユージーンがラプンツェルの髪を切り落としたことで、髪は魔力を失い、色は茶色に変化してしまいます。

これにより、ゴーテルにかけていた「時の魔法」が一気に解け、ゴーテルは本来の年齢に戻るどころか、急速に寿命が尽きるという悲劇的な結果になったのです。

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② 老いと孤独に支配された人生の終わり

ゴーテルが最期に消滅する描写は、ゴーテルの人生が「魔法の力」という偽物の上に成り立っていたことを象徴していますよね。

ゴーテルのすべての努力、行動、愛情表現は、若さを守るためという自己中心的な考えに基づいたものでした。

よって、魔法の力がなくなった瞬間に、ゴーテルの人生の土台も崩れ、孤独で哀れな老女として、文字通り「塵となって消えた」のです。

悲しい最後でしたね。



ラプンツェルのゴーテルの正体とは?

ゴーテルはしばしば「魔女」と表現されますが、実はゴーテルの正体は少し違うんです。

正体は「老いを恐れる一介の人間(ローバ)」なんです。

ゴーテルは、生まれつき強大な魔力を持った魔女ではありません。

彼女は、森の中で偶然、空から落ちた「金色の魔法の花」を見つけ、その花の力(治癒・若返りの力)を使って延命していた一介の人間(ローバ)でした。

国王夫妻がその花を使って病気の王妃を治癒し、生まれたのがラプンツェルです。

ゴーテルは、自分の若さを保つための道具として、その魔法の力が宿るラプンツェルを誘拐したんですよね。

つまり、ゴーテルの能力は「自分のもの」ではなく、ラプンツェルという「他者の力」に依存していたのです。

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さらに、ゴーテルの行動は、美しさへの執着だけでなく、ラプンツェルの自由を奪い、精神的に支配する「毒親(どくおや)」の側面も強く持っています。

洗脳的な言葉、例えば

  • 「あなたはか弱い子だから、外は危険よ」
  • 「お母様がいないと生きていけない」

と、娘の自己肯定感を奪う言葉で塔に縛りつけていました。

ゴーテルの正体は、「自己愛が強く、娘の才能を独占しようとした、極端に歪んだ愛情を持つ人物」だったと言えるでしょう。

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ラプンツェルのゴーテルの過去とは?

ラプンツェルの映画本編では、ゴーテルの過去について深くは語られませんが、ゴーテルが「なぜそこまで若さに執着したのか」を考察すると、その背景が見えてくると思いませんか?

① 原典(グリム童話)の魔女との違い

グリム童話の原典『ラプンツェル』の魔女は、娘をさらう動機が「自分の庭の野菜を盗まれた復讐」という比較的シンプルなものでした。

個人的に驚きの事実でした(笑)

しかし、ディズニー版のゴーテルは、「老いへの恐怖」が全ての動機なんです。

② 外伝小説やアニメシリーズでの追加設定

公式の外伝小説やアニメシリーズでは、ゴーテルの過去にさらなる設定が加えられていました。

まず、家族の存在です。

ゴーテルには、魔法の力を持つ姉妹がおり、その力をめぐる争いや悲劇を経て、ゴーテルが孤独になったという設定が存在します。

さらに、永遠の命への渇望です。

ゴーテルは孤独な状況から、より一層「永遠の若さ」という唯一の希望にしがみつくようになった、という悲しい背景が描かれています。

ゴーテルは、孤独や恐怖といった「かわいそうな」一面も持っていたかもしれませんが、その苦しみから逃れるために他者の人生(ラプンツェル)を支配するという悪行を選んでしまいました。

この自己中こそが、ゴーテルを真のヴィランにした原因と言えますね。



ラプンツェルのゴーテルについてまとめ

最後にゴーテルについてまとめてみました。

マザー・ゴーテルは、ディズニーヴィランの中でも特に「人間臭い」悪役です。

ゴーテルは「老い」という普遍的な恐怖と、そこから生まれる歪んだ愛と支配を描くことで、『ラプンツェル』の物語をより深く、リアルなものにしていると言えるでしょう。

そして、ゴーテルの最期は急速に寿命が尽きて灰になってしまいましたよね。

ゴーテルは自分の娘を道具として扱い、自由と自信を奪う毒親そのものだなと思いました。



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