ディズニー映画「マレフィセント」。
マレフィセントの忠実なカラス「ディアヴァル」は、映画を観たことある方なら一度は心を奪われた方も多いはず!
黒くて美しい羽根を広げて、マレフィセントの元に舞い降りてくる姿はただの家来ではなく、深い忠誠や信頼を感じます。
今回は、そんなディアヴァルの名前の意味やマレフィセントとの関係、そして演じている俳優について掘り下げていきます。
マレフィセントのカラスの名前や意味は?
「マレフィセント」に登場するカラスの名前は、「ディアヴァル」。
原作の「眠れる森の美女」のアニメ版では、マレフィセントに仕えるカラスには名前がなく、ただの「使い魔」や「従者」として描かれています。

けれど、実写映画「マレフィセント」で新しく命が吹き込まれ、明確に「ディアヴァル」というキャラクターが設定されたのです。
マレフィセント見ててディアヴァル嫌いな人いないと思う
1番の常識人(カラス) pic.twitter.com/W8EBza9UNr— テラ (@tekkared3005) December 25, 2023
名前の由来については諸説ありますが、英語の「devil(悪魔)」や「diabolic(邪悪な)」に響きが似ていることから、闇や魔のイメージを強く込めた名前ではないかと言われています。
けれど不思議なのは、ディアヴァル本人は悪魔的ではなく、むしろ優しく誠実な性格をしていること。
名前と性格のギャップが、ディアヴァルの魅力をより際立たせていると思いませんか!?
マレフィセントに拾われ、命を助けられたことで忠誠を誓い、その後は彼女の右腕のように仕えるディアヴァル。
としての姿だけでなく、マレフィセントの魔法によってオオカミや馬、人間の姿に変えられることもあります。
そのたびに「またか……」とぼやく姿がコミカルで、シリアスな物語の中でひとすじのユーモアを与えてくれますよね。

マレフィセントとディアヴァルは恋人?
観客の多くが一度は抱く疑問。
「マレフィセントとディアヴァルって恋人なの?」
映画を通して描かれる二人の関係は、単なる「主と従者」という枠を大きく超えている気がします!
ディアヴァルはただ忠誠を尽くすだけではなく、マレフィセントを心から理解し、支え、時に彼女の孤独を癒す存在。
マレフィセントもまた、冷酷で孤高な魔女の仮面の下で、ディアヴァルを信じ、彼の存在に安らぎを感じているように見えませんか!?
特に印象的なのは、マレフィセントがディアヴァルに「あなたは私の翼よ」と告げる場面!
これは恋愛の告白そのものではないにしても、彼女にとってかけがえのない存在であることを示す、深い愛情の証のようではないですか!?
再鑑賞
マレフィセントから隠すために妖精に預けた?のに普通に様子見に来てるし世話してるし……笑
ディアヴァルの一言目「僕の美しい存在に何をした!」が好きだし主従関係も良き
最後はドラゴンに✨
続編も観るかな pic.twitter.com/p3htAO3YfN
— Nell (@ju_nl4) November 21, 2024
公式的には「恋人」とは明言されていません。
ディズニーとしては、あくまで二人の関係は「強い絆」「魂のパートナー」として描かれています。
けれど、多くのファンが「いや、これはもう恋人以上の関係では?」と感じてしまうのも無理はありません。
だって2人の視線、空気感、そして信頼の深さは、普通の友情や主従関係を超えているのですから!
恋人とは呼べなくても、ディアヴァルは間違いなく、マレフィセントの「心を預けられる唯一の存在」だと断言できますね。

マレフィセントのディアヴァル役の俳優は誰?
そんな魅力的なディアヴァルを演じているのは、イギリス出身の俳優 サム・ライリー。
サム・ライリーは、2007年の映画『コントロール』で伝説的ロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカル、イアン・カーティスを演じて高い評価を受けた実力派俳優です。
独特の憂いを帯びた表情と、落ち着いた低めの声が特徴で、まさにディアヴァルというキャラクターにぴったり!
サム・ライリーが演じることで、ディアヴァルはただのカラスの使い魔ではなく、人間らしい弱さや優しさを持つ立体的なキャラクターに昇華した気がします!
久しぶりにマレフィセントみてディアヴァルがかっこよすぎて沼る pic.twitter.com/Uxpvdl2SGB
— ❧✞♱♱✞☙9/2829 (@vxbVUR84A7ppoUj) April 18, 2024
多くの人が「ディアヴァルがいるからマレフィセントの物語は温かい」と感じられたのは、彼の演技力によるところが大きい気がします!
サム・ライリー自身が持つ少し影のある雰囲気が、マレフィセントの世界観と完璧にマッチしていて、彼が演じることで、マレフィセントとディアヴァルの関係性に説得力が生まれたような気がしますね。
マレフィセントのカラスについてまとめ
マレフィセントのカラス「ディアヴァル」は、単なる脇役ではなく、物語全体に大きな意味を与えるキャラクターですよね!
#マレフィセント
ほんとごめんなさいね人間がクズでって思っちゃう位マレフィセントが悪人風吹かせてる癖に天邪鬼でいい奴
オーロラ姫を醜いから可愛いに格上げされた瞬間目から汁が…
ディアヴァルがマレフィセントを敬いながらも弄ってる関係性好き世界観も好き全部好き#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/1pZBYYPuMk— Mai🥀Portman (@9Ma1puwazowski0) September 21, 2023
ディアヴァルの存在があったからこそ、マレフィセントは孤独に押しつぶされることなく、オーロラ姫を愛する心を取り戻す事ができました。

名前のディアヴァルには、悪魔的なニュアンスがあると言われていますが、彼自身は誠実でとても優しい存在!
マレフィセントとの関係も「恋人」との噂もありますが、名前に縛られない深い絆を感じられます。
黒い翼を広げるカラスの姿、そして人間の姿になってもなお、マレフィセントのそばに立ち続けるディアヴァル。
ディアヴァルはただの従者ではなく、マレフィセントの「心の支え」であり、孤独な彼女を救ったもう一人のヒーローなのです!
もし『マレフィセント』を観るときは、ぜひディアヴァルの一挙一動に注目してみてください。
ディアヴァルの眼差し、仕草、言葉に込められた想いを感じれば、物語はもっと深く、もっと切なく、そしてもっと美しく心に響くはずです。

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