ウィッシュの王様はかわいそう!?マグニフィコは悪くない?悪い?最後は?

ヴィランズ推し

ディズニー映画「ウィッシュ」の中で、ひときわ賛否の声が大きかったキャラクターがロサス王国の王様のマグニフィコです。

最初は優しくて頼りがいがある王様として登場。

ストーリーが進むにつれて「え?これって悪役じゃない?」と視聴者をざわつかせます。

ただ、このマグニフィコ王は単なる悪役というよりかなり複雑なんです。

「悪くないのでは…?」

「かわいそう」

「いや、絶対悪いやつ!」

と、観た人の意見が完全に分かれるキャラクターなんです。

そこで今回は、マグニフィコ王をいろんな角度から見てみましょう!



ウィッシュの王様はかわいそう!?

まず最初に言いたいのは、マグニフィコ王にはすごく可哀想な面があること。

というのも…。

映画には描かれていないですが、過去に「願い」を利用した悪人に出会い、大きなトラウマを抱えているんです。

マグニフィコがしている「願いを管理する」という行動は、支配欲だけじゃなくて「王国を守るため」という気持ちもあっての行動なんです。

なので、国を良くしたいという思い自体は本物。

ロサス王国は平和で、人々が豊かに暮らしています。

それを築いたんは、マグニフィコの力と努力のおけげ。

彼の「国を守りたい」という気持ちに嘘はないんです!

それってすごく立派なことですよね!

きっとマグニフィコは、王としてすごく重圧を感じているはず。

だって、人々の願いを預かるなんて人の夢や人生を左右するような役目を1人で抱え込んでいるんですよ!

そして、そんな状態のマグニフィコのところにアーシャのようなまっすぐすぎる理想がぶつかってきた。

余裕がなくなるのも仕方ないですよね。

マグニフィコの狂気って、ある意味「正義が重荷になった結果」なのかもしれないです。

だからこそ、「かわいそう」「悪人とは言い切れない」と感じる人も多いのかもしれないですね。

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ウィッシュのマグニフィコは悪くない?正しい?

なので、「マグニフィコは悪くない」っという意見もよく聞きます。

すごい、みんなの検索キーワード(笑)

たしかに…と納得しちゃう理由もいくつか。

まず、マグニフィコが願いを預かる仕組みをつくったのってそもそも王国を守るためじゃないですか。

願いって、人によっては危険にもなります。

「権力がほしい」

「復讐したい」

なんて考える人も少なくないはず。

そんな願いが叶っちゃったら国が滅びちゃう!

だからこそ、マグニフィコは願いを管理していた。

これって、完全に王としての責任感の表れだと思いませんか!

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それに、アーシャって理想主義で正しいことを言っているけど、マグニフィコからみれば「世界の仕組みを一瞬で壊そうとしている危険人物」に見えても不思議じゃないんです。

王として、

国全体の安全>1人の正義

という判断をするのは当然のこと。

だから、一概にマグニフィコだけを責めるのは違うんじゃない?と主張する人も少なくないんです。

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しかも、マグニフィコってディズニーでは珍しい人間的な悪役なんですよね。

「自分の正義を守るために悪に落ちてしまった」というタイプ。

だからこそ、「間違っているけど理解はできる」と絶妙に評価がわかれるキャラクターなんでしょうね。




ウィッシュのマグニフィコは悪い!

それでも多くの視聴者が「マグニフィコ王は悪い!」と断言しているんです。

もちろん、その理由も明確に存在します。

まず、1つ目の理由「人々の願いを奪い、自由を奪っている」という点。

これは、もう完全にアウト!

いくら「国を守るため」という理由があったとしても、実際は人々の人生の舵を握って支配している形になっているじゃないですか。

どんな理由があっても、「人の夢を奪うのは悪」というのがマグニフィコ王が悪いと言われている大きな理由ですね。

 

そして、2つ目は「自分に逆らうものを容赦なく排除しようとしている」ところです。

アーシャに対する態度もそうだし、国民を疑い、取り締まりを厳しくするなど、少しずつ独裁者化していく。

これは、正義とは言えないですよね。

 

最後は「権力におぼれて暴走していく」ところ。

マグニフィコは魔法という巨大な力に依存してしまい、気づけば国を支配する気持ちが強くなりすぎてしまいます。

もはや王の責任感ではなく、支配欲にかわってしまいましたね。

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ウィッシュのマグニフィコ王の最後は?

気になるマグニフィコの最後。

最終的にマグニフィコは魔法の力を奪われて、捉えられてしまいます。

アーシャとスターが協力して、国民が願いを取り戻し、マグニフィコの支配は崩壊。

マグニフィコは魔法の力を失い、牢に閉じ込められ、権力を剥奪されるという結末を迎えます。

ただ、このラストも賛否両論。

「当然の報い」という声もあれば、「かわいそうすぎる」という声も多いんです。

なんで?って思いますよね。

マグニフィコって根っからの悪い人ではなかった。

なんなら、最初は良い王だったんです。

でも、こんな風になったのも過去のトラウマが原因。

きっと1人で抱えず、誰かが支えてくれていれば違った未来があったんだと思うんです。

「最後に救いがあっても良かったのに」という意見が多いのも納得できるんです。

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ウィッシュの王様マグニフィコについてまとめ

マグニフィコって、悪人ではない。

でも、正しいとも言い切れない絶妙なキャラクターなんです。

マグニフィコの「国を守りたい」という気持ちは本物。

だけど、やり方が間違っていたんです。

そして、アーシャとの対立って理想と現実のぶつかり合いみたいな感じじゃないですか。

きっと、アーシャの言う理想って元々マグニフィコも持っていたものだと思うんですよね。

マグニフィコは、ディズニー作品の悪役の中でも「純粋な悪」ではなく、「正義が歪んで悪になってしまった」という珍しいタイプではないでしょうか。

だからこそ、嫌いになれなかったり、かわいそうに感じたり、逆に嫌悪感を覚えたり、見ている人の感情を揺さぶる存在なんです。

 

ウィッシュの評価はさまざまですが、マグニフィコというキャラクターの深さはディズニーの中でも上位レベルな気がします。

「そんなに深く考えながら作品を観たことがなかった!」という人は、ぜひもう一度マグニフィコ目線でウィッシュを見直してみてください!

物語の印象がかなり変わりますよ!

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