ディズニー100周年記念作品として公開された映画「ウィッシュ(WISH)」。
あのディズニーの100周年記念作品。
世界中が「絶対にすごい作品がくる!」と期待値MAXだったはず。
でも、公開して数日後のネットでの反応は
「ウィッシュ微妙じゃない?」
「100周年なのに…?」
「なんかつまらない」
といった、手厳しい意見がちらほらと見えました。
ウィッシュは、本当にひどい作品だったのか。
なんでここまで酷評されているのか。
海外では、どんな評価なのか。
今回は、これらの疑問をまとめていきます!
ディズニーのウィッシュはひどい!?
まずSNSやレビューサイトでよく見かけたのは「いい作品だけど、100周年作品にしてはインパクトが弱い」という意見。
#ディズニー100 周年記念
12/15劇場公開『#ウィッシュ』
🌟US版予告解禁🌟願い星に選ばれた新ヒロイン #アーシャ は
どんな願いも叶う王国の驚くべき真実を知ってしまう…心からの強い願いこそ、 すべての魔法の始まり――
願いを信じ続けた彼女が起こした奇跡とは…❔https://t.co/uvyKJqnjB3 pic.twitter.com/IYPD1JBzhC— ディズニー公式 (@disneyjp) October 4, 2023
本当にめちゃくちゃ多かった!
ウィッシュは、けっして最低とかひどすぎるとかいうレベルじゃないんです。
アニメーションの質や音楽は安定したクオリティなのに、「普通すぎる」「記念作品なのにインパクトが弱い」という感想が圧倒的。
そして、
- テーマが浅い
- キャラが心理的に薄い
- ストーリーが既視感だらけ
- 「願い」を扱う設定の活かし方が弱い
など、期待外れの部分が批判されていました。
とくにディズニーファンほど落胆したみたいです…

ディズニーのウィッシュはなぜ酷評?爆死!?
なんでここまでディズニーのウィッシュが酷評されてしまったのか…
理由は大きく分けて5つあります。
まず1つ目。
100周年記念作品としての期待値が高すぎた。
これが一番大きな理由ですよね。
だって100周年ですよ!
みんな、「超名作級」「歴史に残るレベル」「新時代の幕開け」これくらいガチな作品がくると思うじゃないですか。
でも、蓋を開けてみたら「思ったより普通」「悪くはないけど、超良いわけではないよね」といった感想が多い。
そりゃ酷評にもなりますよね…
2つ目の理由は、新しいアイディアが少なく、ストーリーがいつものディズニーという点。
ウィッシュを観た人の多くが、「全体的に観たことがある展開」と思ったみたい。
- 王国に隠された秘密
- 自分の夢を追う主人公
- 悪役が権力に取り憑かれている
- 仲間たちと協力して立ち向かう
もちろんディズニーの王道なんですけれど、逆にいえば新鮮味がなく、100周年の特別感が薄い。
記念作品ならもっと攻めたテーマがほしかったという声が多かったですね。
3つ目の理由は、キャラクターの掘り下げが浅い。
主人公アーシャ、悪役マグニフィコ王、仲間のヤギのバレンティノなど魅力あるキャラクターが揃っているのに深堀りが足りない気がします。
アーシャの葛藤も、マグニフィコの悪落ちも、仲間たちの魅力も全てがふわっと描かれて終わってしまい、感情移入がしにくい。
そう感じる人が多かったのでしょう…

4つ目の理由は、歌が耳に残りにくい。
ディズニーといえば、ミュージカル!
歌が有名な作品ってたくさんありますよね。
でも、ウィッシュの楽曲って印象が薄いって言われているんですよね。
ディズニーには、一瞬で心を掴む爆発力のある楽曲がたくさん。
100周年なら歴代名曲クラスの強い一曲がほしかったというのがファンの本音なんですよね。
ウィッシュ、わたしはディズニーガチ勢ではないので一部のファンなんだか反転アンチなんだかわからなくなってる人たちみたいなガチギレの仕方はしてないんだが、ひたすら作劇にモヤモヤするのと100周年で自社振り返り企画みたいな映画でこれは駄目だろの意味で言えば実雪姫よりも酷いとは思ってる
— 河の童 (@kawawawara) November 29, 2025
最後の理由が、メタ出演が多くてディズニーの自己レビュー観があるという点です。
ファン的には、ウィッシュの内容は「ストーリーじゃなくて100周年サービスに寄りすぎている気がする」という指摘があったみたい。
たしかに、過去作品のオマージュネタが多くて、ファンサービスの塊のような作品な印象も…
その結果、物語としての完成度は少し薄れてしまったのかもしれないです。
ディズニーのウィッシュ、海外の反応は?
ウィッシュの海外の評価は、賛否が極端に分かれています!
ディズニー100周年記念作『ウィッシュ』試写会
海外での評価が低くて不安だったけれど完全に杞憂だった。ディズニー史上最も勇敢なヒロインの活躍に誰もが勇気を貰うはず。帰り道に口ずさみたくなる音楽や美しい映像は勿論、とにかく作品から伝わるディズニー愛…是非劇場へ! pic.twitter.com/aePjRl8iXt— matsu (@ladybird23a24) November 30, 2023
肯定派の意見
- アニメーションが独特で美しい
- アーシャの性格が好き
- 願いというテーマが好き
- 家族で安心して観られる作品
否定派の意見
- ストーリーが弱い
- 感動するポイントが少ない
- 歌が印象に残らない
- キャラに共感できない
海外のレビューサイトでも、平均よりちょっと下くらいの評価になることが多く、100周年作品としては厳しい結果に…。
「爆死」といわれるのは、興行収入よりも期待値を上回ることができなかったというのが大きな理由ではないでしょうか。

ディズニー「ウィッシュ」のあらすじ紹介!
ここで簡単にあらすじを紹介します!
ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」公式ポスター公開 https://t.co/2mk6pGKd9w pic.twitter.com/SskSdK4MQ7
— ディズニーワールドファン.JP (@DisneyWorldJp) September 27, 2023
アーシャが暮らすロサス王国では、国王マグニフィコが人々の願いを預かり、「いつか叶えてあげる」と保管しています。
けれど、アーシャは王が人々の願いをコントロールし、叶えるかどうか勝手に決めてるという真実を知ってしまう。
それに疑問を持ったアーシャは、空に本物の願いを叫びます。
その瞬間、星のような存在「スター」がアーシャのもとへ降り立ち、アーシャは仲間たちとともに王国を変えるために立ち上がるという物語です。

作品のテーマは、「みんな自分の願いは自分の手で叶えるべき」ということ。
テーマ自体は、最高なんです!
ディズニーらしいメッセージ性もあるし。
ただ問題は、そのテーマに対してストーリーの掘り下げが少なかったことなんです…

ディズニーウィッシュが嫌われる理由まとめ
最後に、ディズニーウィッシュがひどいと嫌われる理由をまとめてみました。
ディズニー100周年記念作品
꧁『#ウィッシュ』꧂
12/15 (金) 劇場公開決定&特報映像解禁✨新ディズニーヒロインは、
まだ”願いの力”を知らない17歳の≪アーシャ≫100 年の歴史の集大成となる
ドラマティック・ミュージカルが誕生💫
劇中歌「This Wish (原題)」も解禁🎵https://t.co/4lONXfae7y pic.twitter.com/KHy0UsaW4A— ディズニー公式 (@disneyjp) May 2, 2023
- 100周年の期待値に対して内容が普通すぎた
- ストーリーが既視感だらけで新鮮味がない
- キャラの掘り下げが浅くて、感情移入ができない
- 楽曲の印象が弱くて印象に残らない
などの意見がありました。
でも、ウィッシュは決して悪い作品なんかじゃないんです!
とにかく映像が美しい!
そして、親子でも安心して楽しめる内容で、願いというテーマが良い!
こういった良い部分もちゃんとあるんです。
けれど、100周年の看板を背負った作品というプレッシャーが大きすぎた…
そんな印象かな。
もしこれが普通の年に発表された新作だったなら、ここまで叩かれなかったような気がします。
100周年という肩書きを抜きにして見ると、すごく素敵な作品です。
でも「100周年という肩書きのせいで評価が厳しくなったしまった」というそんなちょっと不運な作品のような気がしますね。




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