ラプンツェルのゴーテルはかわいそう!?いい人?毒親?最後に手を伸ばしたのはなぜ?

ヴィランズ推し

こんにちは!

今日は、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』から、ある意味でプリンセス以上に語りがいのあるキャラクター、マザー・ゴーテルの真実に迫りたいと思います!

「ただの悪役(ヴィラン)」として片付けられない、ゴーテルの複雑な心理には、多くの人が共感したり、ゾッとさせられたりするポイントがあるんです。

ゴーテルってなんだかかわいそうって思ったことありませんか?

実はいい人だったんじゃない?という意見から、いやいやゴーテルは毒親!という人もいますよね。

そして、ラプンツェルがゴーテルに最後に手を伸ばしたのはなぜなのか?

ラプンツェルのゴーテルはどんな人だったのか、疑問をスッキリ解決して、さらに『ラプンツェル』の世界を深く楽しんじゃいましょう♪



ラプンツェルのゴーテルはかわいそう!?

ラプンツェルのゴーテルが「悪役なのに、かわいそう」と感じる人がいるのはなぜだと思いますか?

ゴーテルの根底にあるのは、「老いに対する極度の恐怖」です。

ちょっと同じ女性なら気持ちがわかる気もするのは私だけでしょうか?

老いの恐怖ってまじで怖い(笑)

ゴーテルが魔法の花の力を得る前、そしてラプンツェルを誘拐した後も、ゴーテルは常に美しさと若さを失うことに怯えて生きていました。

この強すぎる執着と恐怖が、ゴーテルを悪行へと駆り立てた最大の原動力ですよね…

そして、ゴーテルは自身の欲望のために他人を遠ざけ、塔の中でラプンツェルという「道具」と共に生きていました。

ゴーテルは誰にも心から愛され、信頼されることがなかった、孤独な存在だったとも言えます。

もしゴーテルが老いることを受け入れられたら、悪役にならずに済んだかもしれません。

しかし、その自己中心的な考えこそが、ゴーテルを哀れで悲劇的な存在にした最大の原因なのだと思います。

ちょっと可哀想な感じもしますよね。

老いも受け入れちゃうと結構楽しいんですけどね~(笑)

ゴーテルにも一緒に老いを受け入れる仲間、友達がいれば良かったのかなと個人的には思いました。

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ラプンツェルのゴーテルはいい人?

ゴーテルは、ラプンツェルに「いい母親」として振る舞おうとはしていましたよね。

例えば、ラプンツェルに読み書きを教えてあげたり、絵を描く道具をプレゼントしたり、食事や生活の面倒を見ていました。

この点だけ見れば、ゴーテルは「母親としての役割」をしっかり果たしていたと思います。

しかし、ゴーテルの行動のすべては、「ラプンツェルを塔から出さないため」という目的が優先されているんですよね…

ラプンツェルが外に出たがると、

  • あなたはか弱いから無理よ
  • 外は牙のある男がいるから危険よ

と、ラプンツェルの自信を奪うような言葉を繰り返し浴びせます。

これは、自分の望みに反する行動を子どもがとろうとしたときに、精神的な支配や人格否定を行う典型的な「毒親」と解釈されています。

結論、ゴーテルはラプンツェルの世話はしていましたが、その動機と方法は「愛」ではなく「支配」になってしまっていたため、「いい人」とは言えないですね。

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ラプンツェルのゴーテルは毒親?

マザー・ゴーテルのラプンツェルに対する態度は、現代でいう「毒親」です。

ゴーテルが毒親と言われる理由として、

まず、自由の制限です。

ゴーテルは18年間、ラプンツェルを塔に軟禁し、外の世界との接触を完全に断たせていました。

ラプンツェルは18年間もゴーテル意外の人と会ったことがなかったり、塔から出ることもできないなんて考えられないですよね。

監禁ですよー…

そりゃ~カメレオンと会話ができるようになりますよね。

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そしてゴーテルは、ラプンツェルの髪を触っているときだけ優しくなるなど、「娘本人」ではなく「娘の持つ力」に愛着を抱いていました。

さらに、「お母様がいなきゃ生きていけない」「あなたなんて外では通用しない」と、ラプンツェルに刷り込み洗脳して、自信と自立心を奪っていました。

 

ゴーテルの「愛しているわ」という言葉は、ラプンツェルを自分の手元に留めておくための「呪文」だったと言えるかもしれませんね。

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ラプンツェルがゴーテルに最後に手を伸ばしたのはなぜ?

物語のクライマックス、ラプンツェルの髪がユージーンに切られて魔力を失った瞬間、ゴーテルは一気に老化が進み、灰となって消滅します。

その消滅する直前、ラプンツェルもゴーテルに向かって手を伸ばしているんですよね。

なぜ、自分に嘘をついて閉じ込めていたゴーテルに手を伸ばしたのだと思いますか?

ラプンツェルにとって、マザー・ゴーテルは血の繋がりがない誘拐犯であると同時に、18年間、世界で唯一の「お母様」だったんですよね。

ラプンツェルはどんなに支配されていても、ゴーテルの与えるものは「愛」だと信じ、彼女を慕って育ちました。

ゴーテルが自分を騙していたと知っても、その長年の情がすぐに消えるわけではありませんよね。

18年間ずっと一緒だったんだもの。

目の前で育ての親が、急速に老いて消滅するという衝撃的な最期を迎えてたら、理屈や裏切りの感情を超えて、「育ててくれた人」への情や別れを惜しむ衝動から、思わず手を伸ばしたたのかなって思いました。

これは、ラプンツェルの持つ「優しさ」と「無垢さ」の現れですよね。

怖いぐらい純粋だなって感じました。

 

ラプンツェルは、ゴーテルのエゴによって自由を奪われましたが、ラプンツェルの心は憎しみや復讐に支配されていません。

ゴーテルの死が迫ったとき、ラプンツェルは彼女を「悪」として断罪するのではなく、「老いることを極端に恐れ、道を誤った哀れな人間」として、許しを与えようとした可能性があります。

そして、自分の命綱(魔法)が切れたことで、無残にも塵となって消えていくゴーテルの姿は、あまりにも可哀想に思ったのかな。

ラプンツェルは、最期に哀れみを感じ、ゴーテルを助けるために手を差し伸べようとしたしてのかもしれませんね。




ラプンツェルのゴーテルはどんな人?

マザー・ゴーテルは、ラプンツェルが生まれる前から、「若さと美しさ」を保つために特別な魔法の花の力に依存していました。

ゴーテルは、魔法の花の力を独占するために、赤ん坊のラプンツェルを誘拐し、塔に閉じ込めて育てた女性です。

不老不死

ゴーテルのすべての行動は、ラプンツェルの髪に宿る魔法の力(=自分の若さ)を守るためでした。

ゴーテルはラプンツェルにとって唯一の「お母様」として振る舞いますが、その愛は「条件付きの愛」だったと言えますね。

ゴーテルにとってラプンツェルは、「愛すべき娘」であると同時に「永遠の若さをくれる道具」だったのです。

 

ゴーテルの最期は少し可哀想なシーンにも感じましたが、18年間も塔に閉じ込めておくなんて、普通の母親ではないですよね。

そんなゴーテルまで許してしまうラプンツェルには幸せになってほしいですね。

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