ディズニー映画『眠れる森の美女』そして実写版『マレフィセント』。
どちらにも登場するオーロラ姫とマレフィセントは、ファンタジーの中でも特に印象的な関係性を持つキャラクターですよね!
「マレフィセントとオーロラ姫って親子なの?」
「オーロラ姫の本当の両親は誰?」
という疑問を持った方も多いのではないでしょうか!
この記事では、オーロラ姫とマレフィセントの複雑で切ない関係、そしてオーロラ姫の母親と父親について感情たっぷりに解説していきます。
マレフィセントとオーロラ姫の関係は?親子?
まず最初に気になるのは、マレフィセントとオーロラ姫の関係です。
アニメ『眠れる森の美女』では、マレフィセントは“悪役”として描かれ、オーロラ姫に呪いをかける恐ろしい存在。
親子どころか、敵対関係のように見えます。
Disney『眠れる森の美女』のオーロラ姫の美しさは生誕時に妖精フローラ(赤)からの贈り物より授かったもので、その美しさはオーロラ姫を逆恨みで呪い殺そうとするマレフィセントですら
「確かに類まれなる美しさ
太陽の光とみまごう髪の色
真っ赤なバラさえ恥じらう赤い唇」… pic.twitter.com/djXilG3ejz— Azumoff (@Azumoff_lchabod) April 11, 2025
けれども実写映画『マレフィセント』では、全く違う視点が描かれました。
『マレフィセント』見終わりました。
久しぶりに映画を見ようとふと思い…
マレフィセントってめっちゃ優しい心を持ってて見てて悲しい物語だなぁって。
オーロラ姫vsマレフィセントと思って見てたけど全然違ってた😅『マレフィセント2』もあるので早めに見たいです。#今日のディズニープラス pic.twitter.com/iQfDyNM3tY
— こっち💫🐿 (@kocchi1980_0121) November 20, 2024
マレフィセントはただの“悪い魔女”ではなく、傷つき、裏切られた心を抱えながらもオーロラ姫を見守り続ける存在だったのです。
赤ん坊の頃から森の中で育ったオーロラ姫は、知らず知らずのうちにマレフィセントに懐いていきます。
「あなたが私のフェアリー・ゴッドマザー(名付け親みたいな存在)でしょ?」と無邪気に笑うオーロラ姫。
その純粋さに、マレフィセントは少しずつ心を溶かされていきます。
血のつながりはない。
けれど、母と娘のように強く結ばれていく。
実写版では、オーロラ姫が目覚めるきっかけも、王子様のキスではなくマレフィセントの真実の愛。
このシーンは涙なしでは見られません!
「親子ではないけれど、親子以上に深い絆がある」。
それがマレフィセントとオーロラ姫の関係なのです。
オーロラ姫の両親はどこ?
そこで気になるのが、オーロラ姫の本当の両親はどうしていたのかということですよね。
アニメでも実写でも、オーロラ姫には立派な両親が登場します。
オーロラ姫の父と母は、彼女の誕生を国中の人々に祝ってもらうほどの存在。
つまり、王様と王妃です。
でも、マレフィセントの呪いを恐れ、赤ん坊のオーロラ姫を森へ預けることになってしまいます。
親としては「守りたい」という思いからの決断だったのかもしれませんが、オーロラ姫からすると「なぜ自分は遠ざけられたの?」という寂しさを感じてしまう部分もある気がします・・・。
特に実写版では、両親の愛が決して悪ではないけれど、どこか遠い存在として描かれており、その対比でマレフィセントとの距離感が際立ちます。
オーロラ姫の母親は誰?
オーロラ姫の母親はリア王妃。
1/29,30 『眠れる森の美女』
オーロラ姫(ブライア・ローズ)/ステファン王/リア王妃 pic.twitter.com/cjvjOCU20W— 桃宮さむ (@samu_1220) January 29, 2022
オーロラ姫の母親であるリア王妃は、娘の身を案じ、3人の妖精(フローラ・フォーナ・メリーウェザー)に託すことを決断しました。
オーロラ姫の実のお母さん、王妃は映画の中では出番が少ないのですが、母としての深い愛情が感じられる瞬間があります。
赤ん坊を手放すシーンの切なさは、親として胸が張り裂けそうになりますよね。
私には無理だ…
実写版『マレフィセント』でも、母親は王妃として登場しますが、父親ほど強い存在感は描かれていません。
しかし「王妃」という役割を越えて愛する我が子を守りたいという思いは、すごく伝わりますよね。
オーロラ姫の父親は誰?
オーロラ姫の父親は「ステファン王」。
アニメ『眠れる森の美女』では、温厚で威厳のある王として描かれ、娘を守るためにあらゆる手を尽くそうとします。
ところが実写版『マレフィセント』になると、その姿は大きく変わります。
若い頃にマレフィセントと深い絆で結ばれていたステファン。
けれど、野心に駆られて彼女を裏切り、王位を手に入れます。
その結果、マレフィセントの心は深く傷つき、オーロラ姫に呪いがかけられるきっかけになってしまいます。
【ステファン王】
オーロラ姫のお父さんだな。昔は普通の平民で、城で暮らすのを夢見てたらしいな。幼い頃、マレフィセント様と出会って恋に落ちるが…。
マレフィセント様がああなってしまったのに関係している、とても重要な人物だ。 pic.twitter.com/azPJGGGJ8Q— マルフィbot😈暫く手動 (@malfi_D_Villain) November 7, 2015
「王としての誇り」と「父としての愛」の間で揺れ動くステファン。
けれども次第に権力に取り憑かれ、娘への愛さえも見失ってしまう…
実写版では、この父親像がオーロラ姫の心に影を落とし、マレフィセントとの母娘のような関係をより際立たせています。
オーロラ姫の親についてまとめ
オーロラ姫の物語は「血のつながり」だけでは語れません。
『マレフィセント』
マレフィセントは美しい翼を愛するステファンに奪われ裏切られ復讐心に身を焦がした悲しい妖精🧚♀️
マレフィセントは何の罪もないオーロラ姫に永遠の眠りという呪いをかけた恐ろしい妖精🧚♀️
そんな憎しみに染まった彼女の魂を解放したもの、呪いを解く真実の愛とは?2公開前に復習☺️ pic.twitter.com/atWGXT2u5E
— るみ❤️ (@pecolove3) October 14, 2019
- 実の両親はステファン王と王妃
- 母は愛情深いが影の薄い存在
- 父は野心に翻弄される存在
- マレフィセントは、血縁ではないけれどオーロラ姫にとってかけがえのない母のような存在
この関係性こそが『眠れる森の美女』や『マレフィセント』の大きな魅力。
実の親から遠ざけられながらも、オーロラ姫は“愛”を失うことはありませんでした!
それは、マレフィセントという思いがけない存在が、娘のように彼女を守り抜いたから。
親子とは、必ずしも血でつながっている必要はない。
この物語が伝えてくれるのは、そんな深いメッセージなのかもしれませんね。
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