ディズニーの『アリス・イン・ワンダーランド』に登場する「赤の女王」。
原作である【鏡の国のアリス】に登場する「赤の女王」と【不思議の国のアリス】の「ハートの女王」を合わせたキャラクターだとは知っていましたか?
今回は、赤の女王とハートの女王の違いについて。
さらに、赤の女王の頭が大きい理由も気になりますよね?
そして、赤の女王の名前や正体、実写俳優について詳しく説明していきます。
個人的な感想も交えてご紹介しますね!
赤の女王とハートの女王の違いとは?
まず、赤の女王は、不思議の国のアリス原作と映画では大きな違いがあるんです!
【鏡の国のアリス】の赤の女王は、チェスの駒のように冷静で、常に落ち着いています。
一方で、【不思議の国のアリス】のハートの女王は感情的!
ことある事にすぐに「首をはねろ!」と怒り出す、ちょっと怖いキャラクターですよね。
ディズニー映画『アリス・イン・ワンダーランド』ではこの2つのキャラクターが統合されて、「赤の女王」として描かれています。
私個人としては、ハートの女王のような感情的で怒りっぽいキャラが印象的だったので、映画の赤の女王もそのイメージを強く持って見ていました。
でも、原作の冷静な赤の女王の要素も入っていることで、ただの「怖い悪役」ではなく、少し知性のある雰囲気も感じられると思いませんか?
「知的でありながら、狡猾に悪事を働く」
といったヴィランズの特徴が組み込まれているように映ったのがとても印象的でした!
赤の女王の頭が大きい理由は?
アリス・イン・ワンダーランドでの赤の女王といえば、なんといっても大きな頭が特徴ですよね!
この頭の大きさは、彼女の自己中心的で傲慢な性格を象徴しており、見た目ですぐに彼女のキャラクター性を物語っています。
ビジュアル的にもすごくわかりやすく、小さなお子様でも「この人は悪いキャラだ!」と理解できるのが特徴です。
しかし、赤の女王の頭が大きくなった理由は、白の女王がある「嘘」をついたことがきっかけだったんです。
頭が大きくなった原因は強打もありますが・・・
罪を被せてきた白の女王へ対しての怒りや、自分を信じてくれない母親への悲しみが一番の原因でした。
白の女王については、こちらの記事でも紹介しています。
事実を知ると、なんだか赤の女王が可哀想になってきませんか?
しかし個人的にこのデザインが好きな理由は、「ちょっとコミカルでユニーク」な点です。
威張っているけれど、どこか可笑しさがあって、怖いけど憎めない。
そういうアンバランスさが、赤の女王をただの悪役から少し面白いキャラにしているんじゃないかなって思います。
アリス・イン・ワンダーランドについては、こちらの記事で紹介しています。
赤の女王の名前や年齢、正体は?
映画での赤の女王の本名はイラスベス・クラサス。
アンダーランド(ワンダーランド)の支配者であり、物語の中で重要な存在です。
白の女王(ミラーナ)と姉妹という設定に、驚いたという方も多いのではないでしょうか?
映画の中での年齢は具体的に言及されていませんが、大人の女性として描かれ、王国を支配する力を持っています。
私としては、この「嫉妬」という感情が彼女の行動の背景にあることで、ただの「悪役」じゃないということが強く感じられました。
彼女もまた、心に傷を抱えた一人の人間(いや、キャラクター)なんだなと思うと、ちょっと同情してしまいます。
赤の女王を演じた俳優は?
赤の女王を演じたのは、ヘレナ・ボナム=カーターです。
彼女の演技は本当に素晴らしくて、赤の女王の支配欲やヒステリックさを完璧に表現していました。
特に、彼女が感情的に怒鳴るシーンなんかは、本当に迫力があって、スクリーン越しでもその圧倒的な存在感を感じました。
さらに、頭が大きく見える特殊効果を使っていて、彼女のキャラクターがますます印象的になっているのも映画の見どころの一つです。
個人的には、この大きな頭と彼女のキレる演技の組み合わせが絶妙で、ディズニー映画の中でも印象的なキャラクターではないかなと感じます。
赤の女王についてまとめ
今回は『アリス・イン・ワンダーランド』の赤の女王についてまとめました。
映画での赤の女王の本名はイラスベス・クラサス。
年齢はわかりませんでしたが、赤の女王の大きな頭は、権力への強い欲望と自己中心的な性格が表現されていますよね!
しかし、赤の女王は、頭の大きくなった原因である妹への嫉妬やトラウマも抱えているという複雑なキャラクター設定です。
ただの悪役とは一線を画しており、「現代の人間らしさ」という点を、赤の女王は、すごく表現できていると思います。
怖いだけではなくて、コミカルな部分や感情の深さもあるので、見ていて引き込まれます。
ヘレナ・ボナム=カーターの演技も相まって、このキャラクターが映画アリス・イン・ワンダーランドの中で一番印象に残ったというファンの方も多いんではないでしょうか。
改めて、俳優の演技のすごさにも感心させられる映画ですよね!
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