ディズニー映画『ズートピア』に登場する中で、最も異彩を放つキャラクターの一人が、裏社会を牛耳るボスのミスター・ビッグ(Mr. BIG)ですよね!
ミスター・ビッグの見た目と、その持つ権力のギャップには、誰もが驚かされたはず。
今回は、ミスター・ビッグがどのようにして裏社会のドンになったのかという過去の推測から、ボディーガードのホッキョクグマたち、そして主人公ニックとの因縁まで、この小さな大物について深く掘り下げていきます!
ズートピアのミスタービッグの過去とは?
ミスター・ビッグは、動物の種類で言えばキバシリトガリネズミ(Arctic Shrew)という、非常に小さなホッキョクネズミの仲間です。
🐀ミスタービッグ
「イタチを氷漬けに」#ズートピア🐰🦊#金曜ロードショー pic.twitter.com/c432UYxsTQ— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 8, 2023
ミスター・ビッグは、映画の登場シーンからもわかるように、イタリア系マフィアのボス、特に映画『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネを強くモチーフにしています。
ミスター・ビッグのしゃべり方、オフィス、そして口づけを交わす慣習は、全てマフィア映画へのオマージュ。
ミスター・ビッグの過去については、映画で詳しく語られることはありませんが、テレビシリーズ『ズートピア+』で配信されていました。
ディズニー映画『ズートピア』に登場する「ミスター・ビッグ」がズートピアに小動物の街「リトル・ローデンシア」を創設させるまでの物語が『ズートピア+』で観ることができるからみんな観てくれええ!! pic.twitter.com/bjPbY9YvSc
— たるど (@TaldWalt33) December 8, 2023
まさか、ミスタービッグが小動物の街「リトル・ローデンシア」の創設者だったとは…
さすが、小さな体でありながら、周囲の大型動物たちを圧倒するほどの知性と冷酷さ、そして恐れを知らない大胆さで、ズートピアの裏社会を一代で築き上げた「成り上がり」のボスですよね。
そして、ミスター・ビッグのオフィスや振る舞いからは、家族や伝統を重んじるマフィア文化が強く見て取れますよね。
特に、ミスター・ビッグがジュディとニックに怒りを向けたのは、娘の結婚式の日という神聖な日に邪魔が入ったからでした。
家族への愛が強いパパでカッコイイですよね♪

ズートピアのミスタービッグとホッキョクグマの関係は?
ミスター・ビッグの存在をさらに際立たせているのが、彼のそばに常に控えている巨大なボディーガードたち、ホッキョクグマですよね!
熊ベトとトガリネズミサリ 、完全にズートピアのシロクマのケビンとトガリネズミのミスタービッグ pic.twitter.com/B1lLVQgjoB
— はるモ (@HRM57967123) March 27, 2020
ミスタービッグがボスで、大きなシロクマが部下なんて驚きですよね!
ジュディもシロクマがミスタービッグだと思っちゃうのも無理ないかなって思います。
この関係は、彼らの見た目の大きさから非常にコミカルでありながら、ミスター・ビッグの権力の大きさとカリスマ性を示しています。
体長わずか10cmほどのミスター・ビッグと、体長2mを超えるホッキョクグマたちが主従関係にあるという事実は、「体格や種族ではなく、知性と冷酷さが全てを支配する」というズートピアの裏の法則を表現していますよね。
ホッキョクグマたちは、ボスの命令一つでどんな任務でも遂行する、非常に高い忠誠心を持っています。
これは、ミスター・ビッグが彼らに惜しみない報酬や敬意を与えていることの証でしょう。
ホッキョクグマたちは、氷のオフィスや、巨大なリムジンでボスを護衛しており、彼の権威を守る「盾」としての役割を担っています。
ズートピアのミスタービッグとニックとの関係は?
主人公のニック・ワイルドとミスター・ビッグの間には、過去に因縁がありました。
ニックは元々、ミスター・ビッグから「氷のお菓子」を仕入れて裏で売りさばく、詐欺師まがいのビジネスをしていましたよね。

ある時、ミスタービッグは、おばあさんの葬儀用にウールの絨毯をニックから購入しました。
この絨毯が、実はスカンクの尻の毛で作られた絨毯だったのです。
これが原因でミスター・ビッグは激怒し、ニックを裏切り者として処刑しようと企てます。
ミスター・ビッグが裏切り者に対して行う処刑方法は、極寒のオフィスで氷漬けにすることです。
ニックとジュディも、この過去の裏切りが原因で一度はこの処刑の対象となります。
しかし、ジュディがミスター・ビッグの娘フルーフルー(Fru Fru)を助けたことが判明すると、彼は「娘の命の恩人」という理由で態度を一変させ、ニックとの因縁を水に流して、彼らの捜査に協力することになります。
家族を重んじるマフィアのボスらしい、義理堅い一面が垣間見えた瞬間でした。

ズートピアのミスタービッグについてまとめ
ミスター・ビッグは、悪役っぽいけど、義理人情に熱いおもしろいキャラクターですよね!
第4話のミスター・ビッグが裏社会のボスに成り上がるまでのエピソードがとくに印象的で、今作では最もズートピアらしい内容
ゴットファーザーのパロディなのは分かってたが、彼は小さな身体で誰よりも寛大な勇気でズートピアを変えた偉人だったとは..
そりゃシロクマと義理堅い関係になるわ! pic.twitter.com/AAqhDC7kGH
— かっか (@VbXiqGBbW34vdTe) September 11, 2024
ズートピアの物語に大きなユーモアと緊張感を与えてくれます。
そんなミスター・ビッグについて、まとめてみました。
- 動物の種類:キバシリトガリネズミ(Arctic Shrew)
- 役割:ズートピアの裏社会のドン(マフィアのボス)
- ボディーガード:ホッキョクグマたち。体格差が彼の権力を象徴。
- ニックとの関係:ニックが過去に裏切った因縁があるが、ジュディが娘を助けたことで和解。
- モチーフ映画:『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネ。
小さな体で巨大な裏社会を操るミスター・ビッグの存在は、ズートピアが「見た目が全てではない」というメッセージを伝える上で、非常に重要な役割を果たしていましたね!
人も動物も見かけで判断しちゃダメってことですね。



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