今回はディズニーアニメーション『リロ・アンド・スティッチ』に登場するジャンバ博士は何者なのか気になり調べてみました。
ジャンバ博士はリロとスティッチの味方なのでしょうか?
それとも悪者?
ジャンバ博士の試作品は一体いくつあるのでしょうか?
声優も気になりますよね!
ジャンバ博士について詳しく紹介していきます。
ジャンバ博士は何者?
ジャンバ博士(Dr. Jumba Jookiba)は、ディズニーアニメーション『リロ・アンド・スティッチ』に登場するキャラクターです。
ディズニー大人気作#リロアンドスティッチ
金曜よる9時スティッチを作り出した天才科学者【ジャンバ博士】
地球に詳しい一つ目のエイリアン【プリークリー】宇宙から逃げたスティッチを捕まえるため地球へ!!#飯塚昭三 #三ツ矢雄二 pic.twitter.com/ykPIh4jmqS
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) June 4, 2025
ジャンバ博士は銀河連邦によって逮捕されるほどの天才遺伝子科学者で、危険な実験生物(試作品)を多数創り出した張本人なんです。
私が初めてこのキャラクターを知ったのは『リロ・アンド・スティッチ』の映画でしたが、その時からジャンバ博士はただの「悪役」ではない、何とも人間味あふれるキャラクターだと感じていました。
ジャンバ博士はエイリアンでありながらも、独特のユーモアと愛嬌があり、シリーズを通じてどんどん魅力が増していく存在です。
科学者としての才能もずば抜けていて、特に「試作品626号」すなわちスティッチを創り出した博士です!
ジャンバ博士の実験はしばしば「禁止された研究」とされており、その結果、ジャンバ博士は逮捕・裁判にかけられる場面から映画が始まるんですよね!
ジャンバ博士は味方?悪者?
一見すると、ジャンバ博士は「遺伝子操作で破壊的なエイリアンを作った科学者」ということで悪役に見えるかもしれません。
実際、ジャンバ博士は、最初は連邦政府から「危険人物」として認識されていました。
⋰
実写版『#リロアンドスティッチ』
キャラクター紹介️
⋱⚪︎銀河連邦のエイリアンで
“試作品626号”(スティッチ)の発明者⚪︎#スティッチ を捕らえるため地球に派遣される
6/6(金)劇場公開 pic.twitter.com/b62PpLTulu
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) May 19, 2025
しかし、物語が進むにつれ、ジャンバ博士は主人公リロやスティッチたちと深く関わり、次第に「仲間」へと変化していきます。
私が感じたのは、ジャンバ博士の「愛情深さ」や「責任感」の強さです。
自分が作ったスティッチを回収する任務で地球に来たにも関わらず、ジャンバ博士は次第に地球での生活や友情に心を動かされていきます。
ジャンバ博士の心境の変化は特にテレビシリーズでよく描かれており、リロとスティッチの「オハナ(家族)」の一員として活躍する姿が印象的でした。
私としては、ジャンバ博士は「元・悪者だけど、今は頼れる味方」というポジションにいると思います。
ジャンバ博士の試作品はいくつ?
ジャンバ・ジュキーバ博士は、銀河連邦に禁じられた遺伝子実験を繰り返していた科学者です。
ジャンバ博士が最初に創り出したのは001号の「シュリンク」。
その後、少なくとも629体の試作品が存在することが判明しています。
【6月24日】『リロイ・アンド・スティッチ』
2006年6月23日放送。すべての試作品を集めたリロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリーは表彰され、それぞれの道を歩み始めることになりますが…。スティッチのハワイ編・事実上の最終回をお見逃しなく! #スティッチの日カウントダウン あと2日 pic.twitter.com/sfD33RQgF1— ディズニー データベース (@disneydb23) June 24, 2020
この「試作品」というネーミングから考えると、何らかの「本番」や「完成形」を想定していた可能性もありそうですが、その詳細については不明です。
私としては、「試作品」で終わっている時点で、ジャンバ博士の研究が常に試行錯誤と実験の連続であったことを示しているのではないかと感じました。
ジャンバ博士が創造した試作品は、それぞれに異なる「得意能力」があり、中には明らかに悪用を目的とした個体もいれば、彼自身のプライベート用途で作られた便利な個体もいたとのこと。
つまり、すべてが「悪」ではなく、ジャンバ自身の多面的な性格や欲望が反映されたバリエーション豊かな創造物だったのだと思います。
中でも有名なのが626号のスティッチ。
\\キュートでフワフワ!//
❨ 試作品号 ❩
2025年初夏 映画館に襲来⁉️
実写版『リロ&スティッチ』をお楽しみに#リロアンドスティッチ#スティッチ pic.twitter.com/EC0gKKdm94— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) November 14, 2024
これは、ジャンバ博士が「究極の破壊兵器」として、様々な凶悪なモンスターの特性を合体させて作り上げたものであり、まさに“実戦的な個体”として設計されたことがわかりますね。

一方、その直前の625号「ルーベン」もスティッチと同等の身体能力を持ちながら、怠け者でサンドイッチ作りが好きという、争いを嫌う性格です。
試作品番号626、スティッチに一番近いエイリアンは試作品625号。サンドイッチが大好きで、ルーベンサンド(ライ麦パンにコンビーフなどをはさんだもの)にちなんで”ルーベン”との名前がつきました。 pic.twitter.com/aVGwdNiaEY
— ディズニー・チャンネル公式 (@disneychanneljp) June 25, 2017
この対比から、私自身は「ジャンバ博士はルーベンを“失敗作”とみなしたからこそ、あえて次に凶暴なスティッチを作ったのでは?」と推測しました。
ここに、ジャンバ博士の“理想の創造物”への強い執着が垣間見える気がします。
ジャンバ博士の声優は誰?
ジャンバ博士は「スティッチを捕まえるために地球に送り込まれた銀河連邦のエイリアン」であり、試作品626号=スティッチの産みの親です。
このユニークな役柄を日本語吹き替え版で演じているのが、シソンヌの長谷川忍さんです。
実写版『#リロアンドスティッチ』
⠢⋱ 豪華日本版声優陣 解禁 ⋰⠔
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“試作品626号(#スティッチ)”の発明者
ジャンバ博士役 #長谷川忍 さん(#シソンヌ)
⠀
リロとナニを幼少期から見てきたご近所さん
姉妹のことを心配している女性
トゥトゥ役 #渡辺えり さん… pic.twitter.com/QTYiywrrbo— ディズニー公式 (@disneyjp) April 30, 2025
私自身、長谷川さんの出演作はいくつか拝見していますが、彼はコントの世界で活躍する実力派芸人であると同時に、2024年には『虎に翼』や『おむすび』といったNHKの朝ドラに連続出演するなど、俳優としても注目されています。
このジャンバ博士役も、USディズニーのオーディションを経て正式に抜擢されたということで、非常に高く評価された演技力が認められてのことだと分かります。
本人もオファーを受けたときの心境について、「本当に嬉しくて、一週間はニヤニヤしてました」と語っており、その喜びがにじみ出ているコメントが印象的でした。
役作りに関しては、「ジャンバはとにかくプライドが高く、自分の研究以外に興味がない。他者の気持ちを理解しようとせず、リロとスティッチの関係も科学的視点でしか捉えない」と語っており、アニメ版よりも冷酷さとリアリティを意識したとのこと。
私としても、こうしたアプローチは、ジャンバ博士のキャラクターに新たな深みを与えてくれるものだと思いました。
長谷川さんのようなマルチな才能を持つ方がこの役を演じていることで、ジャンバ博士のユニークさや人間臭さがさらに魅力的に描かれていると感じます。
今後も彼の演じるジャンバ博士がどのように進化していくのか、個人的にも楽しみにしています。
ジャンバ博士についてまとめ
ジャンバ博士は、『リロ・アンド・スティッチ』シリーズにおける非常に重要なキャラクターであり、単なる“悪役”では片づけられない奥深さを持っています。
かつては銀河連邦から危険視される違法な遺伝子科学者として逮捕されましたが、ジャンバ博士の創造した「試作品」たちを通じて、作品のテーマである“オハナ(家族)”の中に徐々に溶け込んでいきます。
試作品は少なくとも629体確認されており、その中には悪事に使われることを想定して作られたものもあれば、ジャンバ自身の生活に便利な“プライベート用”の個体も存在していました。
つまり、ジャンバ博士は単なる悪の天才科学者ではなく、目的や感情に応じて多様な創造物を作り出す、非常に人間味のあるキャラクターだということがわかりましたね。
中でも626号=スティッチは、ジャンバ博士の最高傑作でありながらも、物語を通じて「破壊の象徴」から「家族の一員」へと変わっていきます。
その背景にはジャンバ自身の成長や、人間(地球人)との心の交流が大きく影響していると私は感じました。

また、最新の実写版ではジャンバ博士の声をシソンヌの長谷川忍さんが担当しており、リアリティと冷酷さを重視した新しい解釈で注目を集めています。
お笑い芸人としてのイメージを覆すような繊細で深みのある演技に、私自身も大きな驚きを覚えました。
ジャンバ博士は、「科学」「責任」「共存」というテーマを軸に、多面的なキャラクターとして描かれています。
ジャンバ博士の存在があることで、『リロ・アンド・スティッチ』の物語は単なる子ども向けアニメに留まらず、大人が見ても深く共感できる作品になっているのだと改めて実感しました。
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