ディズニー映画『ウィッシュ』は、公開以来、その美しい映像と「願い」をテーマにした深いメッセージで話題を呼んでいますね!
主人公アーシャと対立するヴィラン(悪役)といえば、強力な魔法を使うマグニフィコ王。
その妻であるアマヤ王妃は、物語の中でどのような役割を果たしていたのでしょうか?
- 「もしかして、王妃こそが黒幕なのでは?」
- 「アマヤ王妃がひどいと嫌われているって本当?」
など、マグニフィコ王以上に注目が集まっているアマヤ王妃について、徹底的に深掘りしていきます!
実はアマヤ王妃は白雪姫の継母!?という噂まであるんですよ…
ウィッシュは王妃が黒幕!?
結論から言うと、映画『ウィッシュ』において、アマヤ王妃が物語の「黒幕」であるという描写はありません。
物語の明確なヴィランは、国民の「願い」を支配し、自分の意にそぐわない願いを叶えようとしないマグニフィコ王です。
このイラストはいったいなんなん?
マグニフィコ王が月🌕アマヤ王妃が太陽みたいな感じで好き🥰このイラストでもっとグッズ出してください🙏 #wish pic.twitter.com/bBrp23FJng— ななほ カラスマダムは冬眠中👻 (@rate07070) December 21, 2023
アマヤ王妃の立ち位置的には、マグニフィコ王が魔法の力に溺れ、独裁的になっていく過程で、次のような重要な役割を果たしています。
アマヤ王妃は、ロサス王国の共同統治者であり、国民からは慕われている存在でした。
マグニフィコ王が危険な闇の魔法に手を出し始めたとき、アマヤ王妃は「やめて」と忠告し、彼を止めようとします。
最終的に、マグニフィコ王の行いがエスカレートし、王国全体に危険が及んだとき、アマヤ王妃はアーシャたちと協力し、夫の暴走を食い止めようと行動します。
つまり、アマヤ王妃は黒幕どころか、物語の終盤ではアーシャたちをサポートする協力者へと立場を変える、キーパーソンなのです!
ウィッシュの王妃がひどいと嫌われる理由は?
アマヤ王妃が「ひどい」「嫌い」といったネガティブな意見を持つ人がいるのは、主に物語の前半部分での行動と、彼女のキャラクターデザインによるものかもしれません。
夫の行動への「沈黙」と「見て見ぬふり」
物語の初めの段階では、マグニフィコ王が国民の願いを預かりながら、それを叶えるかどうかを自分の気分で決めていることを、アマヤ王妃は知っています。
アマヤ王妃自身は国民を愛していますが、「願いの真実」を知っていながら、夫の権威と王国の平穏のために、その事実を国民に隠し、沈黙を貫いていた期間があるんですよね…
一部の観客は、アマヤ王妃がマグニフィコ王の横暴に対してもっと早く、強く反対しなかったことを
- 「見て見ぬふりをした」
- 「国民の味方ではない」
と批判的に感じる人もいるようです。
キャラクターデザインが持つ威圧感
アマヤ王妃のキャラクターデザインは、黒いドレスをまとい、優雅でありながらも冷徹で威厳があるように描かれています。
ヴィランの妻という立場や、その堂々とした佇まいが、観客に「彼女も何か企んでいるのではないか」という先入観を与えやすいのかもしれませんね。
しかし、これらの印象は、アマヤ王妃が最終的にアーシャを助け、自らの過ちを正そうと行動することで払拭されます。
アマヤ王妃は、「悪に染まりかけた夫を愛しながらも、王国の正義のために立ち上がる」という複雑なキャラクターなのです。
個人的には、モラハラ夫に強く自分の意見を言えない妻に似てるのかな…ってちょっと思いました。
ウィッシュのアマヤ王妃は白雪姫の継母!?
アマヤ王妃が、ディズニープリンセス第1作目のヴィランである『白雪姫』の「継母(女王)」と似ているという意見は、非常に多いです!
これは、偶然ではなく、ディズニーの意図的なオマージュが含まれていると推測できます。
2人が似ている点は、
アマヤ王妃(ウィッシュ)は、王国の共同統治者(王妃)
そして、継母(白雪姫)は、王国の支配者(女王)です。
「鏡よ鏡、実写版 #白雪姫 の悪い女王を演じるのは誰?」#ガルガドット 、 #ディズニー 実写化映画『白雪姫』の悪い女王役に決定!ディズニー最初のプリンセス、白雪姫を演じるのは #レイチェルゼグラー 。
詳細はこちらからhttps://t.co/aiL2TOJksd pic.twitter.com/UZVxPU5Nj8
— ハリウッド・リポーター ・ジャパン (@THRJapan) November 4, 2021
ファッションも、黒や濃い色調の豪華な衣装で、髪型も黒髪で、高く結い上げた荘厳なスタイル。
威厳があり、近寄りがたい雰囲気ですよ…
黒髪を後ろでまとめて、高い位置に王冠を乗せたシルエットは、『白雪姫』の継母が持つ典型的な「悪の女王」のイメージに重なります。
これは、ディズニーが100周年を記念する作品として、過去のディズニー作品のオマージュを随所に散りばめているためなんです。
アマヤ王妃のキャラクターデザインは、古典的なディズニープリンセス物語における「女王」のアイコンを現代に蘇らせたものだと言えるでしょう。
ただし、決定的な違いは、アマヤ王妃は最終的に正義の側に立つという点です。
彼女は「究極の悪役」として描かれてはいません。
ウィッシュのアマヤ王妃まとめ
最後にアマヤ王妃についてまとめてみました。
꧁公開まであと2️⃣週間꧂#ウィッシュ願いが輝く金曜日✨#アマヤ 王妃の日本版声優#檀れい さんによる🪄
🌟#ウィッシュキャラクター紹介🌟ℚ.“願い”の叶う≪ロサス王国≫💫#マグニフィコ王 を支える
アマヤ王妃の魅力は❔理想的だ、という檀さんのコメントを✅
『#ウィッシュ』12/15公開🎬 pic.twitter.com/8yEzn3Lejz
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) December 1, 2023
アマヤ王妃は黒幕ではありませんでした。
むしろ、マグニフィコ王の暴走を止めようとする協力者として物語の後半で活躍します。
アマヤ王妃が「ひどい」と言われる理由は、序盤で夫の悪行に沈黙していた共犯者的な立場に見えたため、一部で批判されました。
そして、『白雪姫』の継母を彷彿とさせるオマージュ的なデザインですが、同一人物ではありません。
アマヤ王妃は、愛する夫と王国の正義の間で葛藤した、人間味のあるキャラクターとして描かれています。
アマヤ王妃が黒幕ではなくて、ホッとしましたね!

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