アバター2はひどい!?ストーリーや日本差別とは?海外の反応は?

ヒーロー推し

ジェームズ・キャメロン監督の話題作「アバター」。

正直なところ、「ひどい!」という声もちらほら。

でも、「映像がすごい!」という称賛の声もたくさん聞こえます。

今回は、アバター2がひどいと言われている理由や日本人差別があるのではと言われている理由や海外での反応など深堀りしていこうと思います!



アバター2はひどい!?

アバター2は、「ひどい」という感想をもっている人も多いようです。

正直、ひどいと感じる人がいるのもわかる気がします…。

それはなぜか。

まず、期待値が高すぎた。

前回のアバターが、「観たことのない映像体験」として社会現象になりました。

そんな話題作が13年ぶりに続編を発表。

ワクワクが止まりませんよね。

けれど、蓋を開けてみたら、「映像はすごいけれど、ストーリーが…。

「メッセージはいいけれど、キャラ堀りが浅いような気がする」といった声が出ています。

 

ひどいと言われているポイントを整理するとこんな感じです。

・ストーリー進行が王道&使い古しに思える部分がある

・キャラクターの成長・深みがあまり感じられず、「もっと深堀りできたのでは?」という不満

・メッセージの規模が環境問題や植民地主義批判とデカく、そのあたりの描き方に「もう少し軽くできなかった?」という声も

・日本視点で「?」と思う演出・シンボルがあり、「差別?」と疑問詞される場面がある

だから、ひどいと感じるのは早いかも知れないけど、「思ったほどではなかった」「楽しめたけど不満も大きい」と感じる方も多いようですね。



アバター2のストーリーとは?

アバター2では、前作から時間がたち、主人公のジェイク・サリーとナヴィのナイティリが家族を持ち、平和な暮らしを送っています。

しかし、人類は再びパンドラへ資源採掘などを目的に戻ってきて、ナヴィたちは再び侵略・抵抗という構図に巻き戻されてしまいます。

サリー一家は、森のナヴィたちから離れ、海の部族「水のナヴィ」のもとへと逃げ込みます。

そこで出会う新しい文化・新しい葛藤・そして海ならではの道の生き物「トゥルクン」などが物語のキーとなってきます。

途中、ティーンの息子の反抗期や異文化・部族間の軋轢、水中アクション、親子・家族ドラマも交えつつ、最終的には“故郷を守る”というテーマでクライマックスに至ります。

映像敵には、海中・水面・光の表現がものすごく美しくて、「観る価値あり!」と太鼓判を押したいです。

けれど、「物語の構造」「キャランの深み」「メッセージの練り込み具合」は前作を超えたのかどうか意見が分かれているみたいですね。




 アバター2は日本差別とは?

センシティブなテーマですが、実際に「日本差別?」「日本が侮辱されている?」という声もでています。

実際にネットでは、

「日捕」という漢字を、日本の日を元にした表記として捉え、「日本=捕鯨/悪役」のような象徴になっているのではないか

という指摘があります。

また、上映時には日本の海洋・動物保護団体が「上映中のイルカの捕獲シーンに日本の捕鯨活動を匂わせる描写がある」と抗議したという報道もあります。

とはいえ、公式に「日本差別を意図した」という発表はありません。

けれど、日本のアクティビティ(捕鯨とか)を連想させるシーンが日本人の視点で見たときに不快感をもたらす可能性があるのは理解できます。

これだけで「日本差別だ!」と、断定するのは早いですが、「日本的モチーフを利用した」「誤解される描写がある」というのは認めざるをえないかもしれませんね…

日本人として観るなら、ちょっと嫌な漢字を覚えるポイントがあるのは、意識しておいたほうが良いでしょう。



アバター2海外の反応は?

海外でのアバター2の反応は、「視覚的にすごい!」という声が圧倒的です。

けれど、少し批判的な意見もあるようです。

・ストーリーが長すぎる

・前作で確立された人類侵略と先住ナヴィの抵抗構図が続編でもほぼ同じフォーマットをなぞっている(新しさがない)

・キャラクターをもっと掘り下げてほしかった

・新キャラが多すぎて感情移入が浅い

・環境メッセージ・半資源採掘メッセージは評価させているけれど、「すでに多く語られてきたテーマ」なので新しさはあまり感じない

つまり、映像体験としては、トップクラス。

映画としての満足度で言うと、賛否が分かれるというのが海外の評価。

 

興味深いのが、海外の反応でも「技術進化」を称賛する声と「ストーリー・構成の保守性」を指摘する声が両立しているんです!

技術好きな人は、見てよかったと思える映画だけど、ストーリー重視な人には物足りないと思える作品という感じですね。




アバター2の評価まとめ

アバター2の評価は以下の通りです。

まずは、良いという意見。

・圧倒的な映像美!海中、光、水の動き、生命体の描写など「体験映画」として超優秀。

・ストーリーの設定として、家族・部族・文化の違い・生き物との共存というテーマを盛り込んでいて、意図は大きめ。

・メッセージ性も明確!環境・自然・侵略という文脈でこの時代に観る価値あり!

 

続いて、イマイチという意見。

・新しい物語という観点では前作を踏襲しすぎな印象。

・キャラクターの数も多く、ひとりひとりの掘り下げが浅く感じられる。

・日本差別?という論点も含め、文化的・象徴的な描写に配慮がもう少し欲しかった。

・上映時間が長く、集中力・没入力を維持するのが大変。

 

アバター2は、映画館で観てよかったと思える作品のひとつです。

けれど、障害語り継がれる傑作とまではいかないですね…。

ひどい!と言い切れるほどでもないし、完璧!と称賛できるほどでもない作品というイメージです。

日本人として観るなら「この演出はどういう意図?」「このシンボリズムは何を表してる?」といった“文化的読み取り”も少し頭に入れておくと、楽しみ方の幅が広がると思います。

アバター3はどんな評価になるのかドキドキですね!



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