みんな大好きクマのプーさん!
でも、ネットでこんな言葉をたまーに見かけるんです…。
- 「くまのプーさんの原作って怖くない?」
- 「正体が闇深い」
- 「発達障害の比喩って本当?」
え?
あの可愛くてほんわか癒やし効果絶大のプーさんですよ?
今回はなぜ、プーさんがこのように言われているのか深堀りしていきます!
いったい、最後はどうなるのでしょうか?
くまのプーさんの原作が怖い!?
実は、原作のプーさんとディズニー版クマのプーさんって全くの別物なんです。
原作の『Winnie-the-Pooh』は、著者A.A.ミルンが息子・クリストファー・ロビンのために書いた物語なんです。
プーさんの歴史を調べてみたら、クリストファー・ロビンのモデルはプーさんの原作者の息子で、プーやピグレットも実は息子が持ってたぬいぐるみだった。全員実在してるなんて知らなかった。 #プーと大人になった僕 pic.twitter.com/Iu0A5q7Qf0
— カオイ (@wrdkmc) October 8, 2018
登場するキャラクターたちは、みんなかわいいけどどこか不安や孤独を抱えている。
ピグレットはいつも自信がなさげ。
ラビットは怒りっぽくて孤立しがち。
イーヨーは存在感が薄い…。
そして、プーさん自身も記憶力が弱くて理解が遅く、同じ失敗を何度も繰り返す。
そんなキャラクターなんです。
読めば読むほど、子供向けなのか心配になります。
明るいのに影がある。
優しいのに寂しい。
そんな物語だからこそ「怖い」って感じる人もいるんでしょうね。
プーさんの正体は?
プーさんって、実はクリストファー・ロビンのお気に入りのぬいぐるみなんです。
そのことについて原作でもちゃんと書かれています。
A・Aミルンの息子、クリストファー・ロビンとクマのプーさん。1921年、クリストファーが1歳のときにプレゼントされたファーネル社製のテディ・ベアで、ハロッズで購入されたもの。https://t.co/o2OHRwrz0g pic.twitter.com/ZIwCq30xLp
— 合田ノブヨ (@goda_nobuyo) November 7, 2016
このぬいぐるみはクリストファー・ロビンが1歳のときに誕生日プレゼントとして購入されたもの。
イーヨーは、クリスマスプレゼントでピグレットは隣人からプレゼントされたものっていうようにそれぞれちゃんと物語があるんですね。
お気に入りのぬいぐるみがたくさん出てくる物語なんて本当に素敵!
息子のために、この物語を書いたA.A.ミルンって本当に素敵なお父さんですね。
『くまのプーさん』シリーズの原作では地図で「100 AKER WOOD」と書かれているオウルの家周辺の森林群を、ディズニー版では地図全体を100エーカーの森と呼んでいるようです。どちらを100エーカーとみなすのかで、プーさんたちの一日の運動量も大きく変わりそうです。 pic.twitter.com/U38qVNKdx8
— ディズニー データベース (@disneydb23) March 3, 2024
そして、プーさんに登場する「100エーカーの森」にもちゃんとモデルとなった場所があるんです。
それが、イギリスのイースト・サセックス州にある「500エーカーの森」!
A.A.ミルンの別荘の近くにあった森みたいですね。
それぞれちゃんとモデルとなったものがあって、それぞれ思い出がある。
そう思って見るととても深く感じます。
くまのプーさんの最後はどうなる?
くまのプーさん「プー横丁にたった家」では、最後プーさんたち仲間とクリストファー・ロビンの別れが描かれています。
クリストファー・ロビンは、成長し100エーカーの森で遊ぶ時間がなくなる…。
プーさんたちは「いつもの場所」に残り続ける…。
ここが本当に胸が苦しくなるところです。
誰も死なないし、誰も消えない。
なのに、もう二度と同じ時間は戻らない。
どんな物語にも終わりはあります。これは「くまのプーさん」の最後の話。
魔法の丘で遊ぶ、プーとクリストファーロビンの二人。いつもの仲間は居ません。ロビンはプーに尋ねます。
「君は何をするのが好き?」
「何もしないでいる事さ!」プーは無邪気に答えます→続 pic.twitter.com/v2RNovzlbv
— 昔の芸術をつぶやくよ (@LfXAMDg4PE50i9e) September 20, 2023
成長するっていうのは、嬉しいことなのにどこか寂しさも感じます。
子どものころはよくわからないな…って感じましたが大人になって読むと涙が出てくる。
プーさんの最後は怖いというよりも残酷な現実を突きつけられる…という感じがしますね。
くまのプーさんは発達障害?
公式設定では、「プーさんが発達障害」という設定はありません!
だた、キャラクターの特徴を見ると
- プーさん→記憶力が悪い、注意欠如
- ピグレット→不安性
- ラビット→完璧主義
のような感じがある気がします。
これだけ見ても、発達障害だとは言えないけど…。
これおもしろい!
私のクマのプーさん病理テストの結果で私はルーになりました。 https://t.co/YVmL4XZwpm pic.twitter.com/15aNNSDHM9
— おだのぶ👶 (@odanobu_kiss_vt) August 12, 2022
病理テストまであるんですね…
A.A.ミルンが描きたかったのは、「不完全でも愛される存在」ではないかと思ます!
みんな完璧ではない。
みんな弱い。
みんな欠けているところがある。
でも、森には居場所がある。
人間社会でも一緒な気がしませんか!?
完璧じゃなくてもいい。
どこか1つでも居場所があればいい。
自分らしくいられる居場所があるはず。
そんなメッセージ性のあるキャラクターたちな気がします。
ますます愛おしくなりますね!
くまのプーさんまとめ
原作のプーさんは、明るいけど少し切ないところがあります。
そして、最後には成長と別れという切なさが描かれていて胸が苦しくなりますね。
大人がプーさんを見て「怖い」と感じる理由のひとつに「大人になる現実」がある気がします。
いつまでも、子どものままでいたい。
でもいられない。
成長は嬉しいことのはずなのに、成長するために手放さなければいけないこともある。
プーさんの物語から、いろんなことを教えられている気がします。
— くまのプーさん (@34j5bn) October 25, 2016
そして、プーさんに登場するキャラクターたち。
なにもできなくても、忘れっぽくても、のんびりでも「そのままでいいよ」って言ってくれる存在。
ただの癒やしキャラじゃなかった!!!
だからこそ、大人たちの心にも刺さり続けるんですね。


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