ディズニー映画『ズートピア』の物語終盤、観客を最も驚かせたのが、市長の側近だったベルウェザー副市長のまさかの正体です。
優しそうな笑顔の裏に隠されていた真実と、ベルウェザー副市長の行動の動機には、深いメッセージが込められています。
この記事では、ズートピアの平和を乱した真犯人の羊、ベルウェザー副市長の名前や、彼女が悪役になった理由は何か?
そしてベルウェザー副市長の背景にある「かわいそう」とも言える動機について、深く掘り下げてご紹介します!
ズートピアの羊の名前はベルウェザー副市長!
ズートピアの羊のキャラクター、彼女の名前はドーン・ベルウェザー(Dawn Bellwether)です。
チャームポイントは知的な眼鏡?
ズートピア副市長のベルウェザー。ライオンハート市長に使われいつも忙しく働いているヒツジ🐏
『#ズートピア 』は #ディズニーデラックス で配信中👉https://t.co/P36C8EjOKd#眼鏡の日 👓 pic.twitter.com/7O5Rv1pu85
— ディズニー公式 (@disneyjp) October 1, 2019
ベルウェザー副市長は当初、ライオンハート市長の補佐官である副市長として登場します。
彼女の名前「ベルウェザー(Bellwether)」には、「群れを先導する羊につけられる鈴(ベル)」という意味があり、そこから転じて「時代の先駆者」や「指導者」という意味も持ちます。
しかし、映画では皮肉にも、ベルウェザー副市長は群衆を悪い方向へ誘導する役割を果たしました…
ベルウェザー副市長は羊であるため、体が小さく、いつも市長の影に隠れており、非常に謙虚で目立たない存在として描かれています。
頑張っていろいろな仕事をこなしているのに、あまり評価してもらえていない印象で、個人的にはちょっと可哀想だな〜って思ってました…
ズートピアの羊のベルウェザー副市長は悪役!?
ベルウェザー副市長は、物語の真の悪役(ヴィラン)なんですよね。
#ディズニーの悪党
近年の作品で稀に見る知能犯のベルウェザー副市長をもっと知って欲しい!自分を虐めた市長を失脚させ、ついでに羊を見下してきた肉食動物達の地位まで失墜させたのちズートピア全体を支配しようとした「羊の皮を被った狼」 pic.twitter.com/2S06553PlK— Hidechi (@fancy7722) May 7, 2020
なんとベルウェザー副市長は、肉食動物が凶暴化する事件を裏で仕掛けた首謀者でした。
犯行の動機であるベルウェザー副市長の目的は、ズートピアの大多数を占める草食動物が、肉食動物という「捕食者」から権力を奪い、社会のトップに立つことでした。
ベルウェザー副市長は、肉食動物を「夜の遠吠え」の毒で凶暴化させ、肉食動物を「遺伝的に危険な存在」として世論に訴えかけました。
これにより、市長を含む全ての肉食動物が公職から追放され、自分がズートピアのトップに立つことを目論んでいたのです。
ベルウェザー副市長の計画は、差別や偏見を煽って社会を分断し、自らの権力を得るという、非常に陰湿で悪質なものですよね。
優しい羊だと思っていたのに…
初めて見たときは衝撃的でした。

ズートピアの羊のベルウェザー副市長はかわいそう!?
ベルウェザー副市長の行動は悪質ですが、彼女が悪役に転じた背景には、「かわいそう」と捉えられる動機があります。
『ズートピア』
ベルウェザーの服装と色調は副市長から市長になったタイミングで変化しています。権力を誇示するデザイン、カラーコーディネートになっています。 pic.twitter.com/1Wk6KbrCXg
— ドラゴン士 (@eigarunner) June 15, 2018
ベルウェザー副市長は常に、ライオンハート市長のような大型動物から見下され、利用される存在でした。
市長はベルウェザーのことを「ただの羊」と呼び、雑用係のように扱っていましたよね。
ベルウェザー副市長の動機は、単なる権力欲だけでなく、社会の構造の中で常に弱者やマイノリティとして扱われ、過小評価されてきたことへの深い怒りからきていたのです。
「小さな動物は大型動物に支配されるべきではない」という思いが、差別を逆手にとって利用する、という歪んだ形で現れてしまったのですね…
ベルウェザー副市長の行動は許されるものではありませんが、彼女が抱えていた「大型動物に対する恐怖と恨み」は、ズートピアの社会が抱える構造的な偏見が生み出した悲劇的な出来事だったと思います。
みんなが相手のことを想って行動していれば、こんな事件は起きなかったはずですよね…
ズートピアの羊のベルウェザー副市長の声優は誰?
ベルウェザー副市長の愛らしい見た目と、その裏の冷酷さを演じきった日米の声優陣をご紹介しますね!
オリジナル英語版の声優を担当したのは、女優のジェニー・スレイト(Jenny Slate)さんです。
ジェニー・スレイトさんの、甲高くて可愛らしい声が、当初のベルウェザーの無邪気で頼りない雰囲気を見事に表現していますよね。
その可愛らしい声が一転、計画の全貌を明かすシーンでの冷酷な声色へと変わる演技のギャップが、観客に強い印象を与えました。
日本語吹き替え版の声優を担当したのは、女優の竹内 順子(たけうち じゅんこ)さんです。
#竹内順子生誕祭#竹内順子生誕祭2019 pic.twitter.com/nhijoPL6q8
— 竜汁 (@iris_zerostyle) April 4, 2019
竹内さんは、少年役などで知られる実力派声優。
有名なのは、
- 『NARUTO -ナルト-』のうずまきナルト
- 『イナズマイレブン』の円堂守
- 『Yes! プリキュア5』の夏木りん/キュアルージュ
- 『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークス
- サンリオのクロミちゃん
これ以外も書ききれないくらい、いろんなキャラクターの声を担当されています。
ベルウェザー役では、その可愛らしさと、悪事がバレた後の豹変ぶりを見事に演じ分け、キャラクターの二面性を際立たせていますよね。
さすがベテランです。

ズートピアの羊のベルウェザー副市長まとめ
ベルウェザーは、ズートピアのテーマである「偏見」と「差別」を、最も痛烈に体現したキャラクターでした。
🐾未公開シーン
「もうひとつのオープニング」
「ニックとジュディの出会い」
など9本の特典映像🐾個性豊かなキャラクター達の物語
ディズニープラス オリジナルシリーズ
『ズートピア+』🐾何度でも楽しもう
映画本編『ズートピア』 pic.twitter.com/V9sj5zeC1v— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) December 8, 2023
- 名前:ドーン・ベルウェザー(Dawn Bellwether)
- 動物の種類:羊
- 職業:ズートピアの副市長
- 英語版声優:ジェニー・スレイト
- 日本語版声優:竹内 順子
ベルウェザー副市長は肉食動物が凶暴化してしまう事件の首謀者でした。
動機は大型動物に支配される社会への怒りと、草食動物による権力掌握。
ベルウェザー副市長は、差別をなくすのではなく、差別を利用して支配者を入れ替えようとしたという点で、この映画が描く「真の悪」とは何かを私たちに教えてくれました。
私たちの世界でも、まだまだ差別的な考えがなくならないですよね…
かなしい。
まずは、自分が変わること。間違いに気がついたら素直に受け入れる勇気をもつこと。
自分の子供たちの未来では、みんなが思いやりを持って行動できる世界になるように、子供たちを育てていきたいなと思いました。



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